TICA'11
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TICA'11(ティカダッシュ11)は現カソント鉄道が所有する電車である。
ことはじめ
西暦1990年代に譲渡客車を電車化改造して誕生した。機関車の更新をするよりも簡単だったという説がある。実際に「至って簡易的な」電装装置取り付けにて電車化改造を行った。当初は暫定的使用を想定していたが、その時時で入手できる部品への変更交換がしやすかったため「至って簡易的な」設計思想が功を奏した形になっている。2024年12月15日現在においても運用離脱車が発生していないが、TICA2300への主要運用の置き換えが検討されている。
また '(ダッシュ)がついているのは当初の予定ではなかった「客車の電車改造」のためである。これは電車新造技術がなかったことで手っ取り早い方法を選んだ結果である。
形式と編成
4両編成のTICA'11とTICA'12、3両編成のTICA'51がある。運用当初はTKC、カントさざなみ※、KKKなどと数社が所有をしていた。それによる編成の違いがある。
これと言って形式が定まってはいないが書類として記されている形式を編成構成とともにここに記す。
←至カント中央 至→
TICA'11-11編成
| 号車 | 1 | 2 | 3 | 4 |
| パンタグラフ位置 | ◇ | |||
| 形式車番 | 11-11 | 11-21 | 11-31 | 11-41 |
| 機能形式 | Mc | T | T | Tc |
この編成は先頭車同士だけで運用可能なもので、後継となるTICA2300もそれに準じた仕様になっているが2024年12月15日現在においての同車種に中間車の設定はない。電動先頭車の製造には当時大変な苦心をしており多くは製造されていない。
TICA'12-11編成
| 号車 | 1 | 2 | 3 | 4 |
| パンタグラフ位置 | ◇ | |||
| 形式車番 | 12-11 | 12-21 | 12-31 | 12-41 |
| 機能形式 | Tc | M | T | Tc |
この編成は中間車が電動車の4両固定編成である。つまり先頭車のみでの運用はできない。
中間電動車は製造しやすかったためこのグループでは最多の編成数である。
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TICA'51-11編成
| 号車 | 1 | 2 | 3 |
| パンタグラフ位置 | ◇ | ||
| 形式車番 | 51-11 | 51-21 | 51-31 |
| 機能形式 | Tc | M | Tc |
この編成は中間車が電動車の3両固定編成である。この編成形式も先頭車のみでの運用はできない。
TICA'12の3両編成版とも言える。
組成実績
タイプ1 TKC鉄道
| パンタ位置 | ◇ | |||
| 12-** | Tc | T | M | Tc |
| パンタ位置 | ◇ | |||
| 11-** | Tc | T | T | Mc |
TKC鉄道では初期組成のまま使っていた。まれに下段の組成を先頭車だけにすることはあったようであるが実績は伝えられていない。
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タイプ2 カントさざなみ鉄道
| パンタ位置 | ◇ | |||
| 11-** | Tc | Tc | T | Mc |
| 11-** | Tc | T | Tc | Mc |
この形式においては一番変則的な使い方をしていたのがカントさざなみ鉄道である。下段の編成で3+1という編成構成があったと言われているが純粋に2両編成にしていたようである。一部の中間車は組成時には「まだ客車」だったことがあり後日先頭車改造を受けたものがあった。また同社では非電動の先頭車の方向転換は頻繁に行われていた。
タイプ3 KKK鉄道
| パンタ位置 | ◇ | |||
| 11-** | Tc | Tc | Tc | Mc |
| 11-** | Tc | ◀Tc▶ | ◀Tc▶ | Mc |
KKK鉄道では3両固定編成が多く用いられていたが、TICA'11を使った組成をここでは示す。柔軟な運用を可能とするためにすべてを先頭車化したことがあり、下段のものについては中間に組み込まれる先頭車を両運転台にすることで方向転換をなくす試みが検討されていたが実現はしなかったようである。